やばい、あぶない、危険、クロスバンカー!

やばい、あぶない、危険、クロスバンカー!

クロスバンカー

クロス バンカーとはゴルフコース上に設置されてあるバンカーの一種で、ちょうどドライバーショットが曲がった辺りにある厄介なハザードです。
別名フェアウェイバンカーと呼ぶこともあります。コース上を横断するようにレイアウトされているケースも多々あり、特に、初めてのコースでは捕まりやすいので、注意しなくてはいけません。


脱出

クロス バンカーからの脱出は通常のバンカーショットと大きな差はありません。そのため、重要となることはいかにダフらずにショットできるかどうかということになります。また、クロス バンカーに用いられている砂は、通常のバンカーのものより硬い傾向にあります。ボールが入ってしまってもそれほど沈まないので、ややトップさせる程度の感覚でショットすることが重要です。クロス バンカーからショットする場合は飛距離も稼ぎたいケースが多く、どのクラブを使用するかが大きく明暗を分けるので、クラブを選ぶ時は慎重に選択する必要があります。したがって、それほど深く沈み込むことはないので、フェアウェイウッドを用いるというのも一つの手です。



クロスバンカー
フェアウェイを横切るように作られたバンカー。ボールの通るルートにクロスすることから、クロスバンカーと呼ばれています。
ちなみに、フェアウェイの横に作られたものは「サイドバンカー」、グリーン周りにあるバンカーは「ガードバンカー」と言います。


クロスバンカーには2つの種類がある




①そのコースのレイアウトを際立たせるもの。

コースの美しさ造形美。視覚的にコントラストを見出せるようにするクロスバンカー。グリーン方向側のアゴが高かったり、きれいな縁取りがあったりするのが特徴です。
アゴが高ければ、ティーグラウンドからでもはっきり見えますので、視覚的効果が高いバンカーとなります。
コースを難しくする為のバンカーですから、ティーショットでこのバンカーに打ち込んだら、セカンドショットで苦労するのは明らかです。


②「ボール止め」の役割のもの。

砂地が比較的平らでアゴが低いことが多く、ティーグラウンドから見るとまるで芝の一部のように見えることもあります。
あまり難しそうには感じないので、つい油断してしまいますが、そこがこのバンカーの罠になります。
このバンカーは池や崖下にボールを落とさせないというコース設計者の意図があり、トラブルによるプレーの遅延を引き起こさない様にしているためのバンカーです。
なので「ボール止め」の役割を果たしているのです。

危険があると警告するバンカー

ポイント

一見簡単そうなホールに見えても、フェアウェイの右サイドにボール止めらしきバンカーがあったら、ティーショットが右に飛び過ぎると崖やOBゾーンに行ってしまいますよという警告と思っていいでしょう。
仮に右のクロスバンカーに止まっても、近くに危険が多いからまだ気を許してはいけないと、コースが教えてくれていますね。
ですから、危険が近くに潜んでいる事が多いということは、常に頭に入れてプレーしましょう。

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